Scratchは子ども向けというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
僕もそう思っていました。
しかし実際にやってみて、これは大人でも十分楽しいうえプログラミングの勉強にもかなり役立ちそうだと感じています。
特にプログラミング未経験の人や初心者におすすめです!
今回はこのScratchの魅力をご紹介します。
Scratchとは
Scratch (スクラッチ) は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境です。
MITメディアラボは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)に設立された研究機関で、日本人の伊藤穰一さんが所長と務めておられます。
Scratchを使えば、自由にインタラクティブストーリーやゲーム、アニメーションを作ることができます。さらに、できあがった作品はオンラインコミュニティで他の人と共有できます。
Scratchは、若者たちが、クリエイティブに考え、体系的に判断し、協調して活動することを学ぶための手助けをします。これらは、21世紀を生きるために欠かすことのできないスキルです。
ScratchはMITメディアラボのライフロングキンダーガーテングループのプロジェクトで、無償で提供されています。
無料でゲームやアニメーションを作ることができ、それをオンラインで共有できるなんて素敵だと思いませんか?
Scratchを薦める理由
例えば初心者がいきなりwhile文やswtich文を書くのは難しいと思います、
Scratchはプログラミングの文法の知識は必要なく、「○○回繰り返す」といった具合に、日本語などの一般的な言葉を組み合わせてコードを組み立てていきます。
プログラミングでは文法を覚えるよりも、どのようにロジックを組み立てるかを身につける方がはるかに重要です。
文法を覚えても、ゼロからプログラムを書こうとした時に手が止まってしまって書けない初心者は多いと思います。
Scratchはどのようにプログラムを作っていくかを学ぶのに最適と言えるでしょう。
一応想定年齢は6歳から17歳とのことですが、公式のウェブサイトに書かれている通り、大人がやっても全く問題ありません。
初心者はScratchとprogateを並行して取り組むと良いと思います。
progateに関してはこちらの記事をぜひご覧ください。
Scratchを始めてみよう
Scratchを始めるのは驚くほど簡単。
Scratchの公式ウェブサイトからすぐに始められます。
始め方としては2パターンあります。
- ブラウザ上で動かす
- アプリをインストールして動かす
ブラウザなら公式ウェブサイト上で実行するのでインターネット環境さえあればいつでも、どこでもプログラミングができます。
PCにアプリケーションをインストールするパターンですが、こちらもダウンロードボタン一つでとても簡単ですし、インストールもすぐ完了します。
こちらはインストールさえしてしまえばインターネット環境がなくても使えます。
個人的にはインストールしてしまっていいと思いますが、とりあえずブラウザ版で少し動かしてみて、気に入ったらインストールすると良いのではないでしょうか。
まとめ
僕はプログラミングを始めた頃、ソースコードを読んでも全く理解できませんでした。
その時僕ができたことは何度も繰り返してプログラムを書いて、何度もデバッグしてコードを追って少しずつ理解していきました。
確かに徐々に力はついてきましたが、Scratchをやっていたらもっと早く理解が進んだと思います。
Scratchはコードが読めなくてもプログラミングができます。
例えば、forとかで繰り返すのってプログラミングの基本だし結構重要ですが、何故ループさせるのか意味不明状態でした。
Scratchならソースコードを書かずにこのようなプログラミングの基礎となるアルゴリズムを学ぶ事ができます。
プログラミングが難しくて挫折しそうな初心者はぜひ一度Scratchをやってみてください。
本当に子ども向けなのかと驚かされることでしょう。